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本日はシュシュが挙式でお世話になっている
当館が氏子の賀茂神社天満宮へどんど焼きに行ってきました

どんど焼きも小正月の行事の一つです

お正月で使った門松やしめ縄などのお正月飾り
どんど焼きに持って行ってはいかがでしょうか

お正月飾りの門松やしめ縄それに書き初めなどを

火にくべて焼き払う日本の伝統行事です

どんど焼きでは大正月に迎えた歳神(としがみ)様を

どんど焼きの火とともに送り出します

お正月に天から下りてきた歳神様はどんど焼きの煙に乗って
天に帰るとされ

それをお見送りするために行われると言われています

歳神は「歳徳神」や「正月さま」とも呼ばれます

この神迎えと神送りの行事は祖霊(遠いご先祖様)を盆花で迎え

送り火で送るお盆に通じるものがあります

歳神の由来は、日本神話に登場する神様です

『古事記』では須佐之男命と神大市比売(かむおおいちひめ)の間に
生まれた子が大年神(おおとしのかみ)であり
さらに大年神の子や孫も豊穣神として祀られています

大年神の信仰が広まるうちに
祖霊と習合して、室町時代から
歳徳神(としとくじん)として定着します

大正月に歳神をお迎えする際には
門口に神様が目印にしやすいように門松を置き

神様を祀る年棚を設けます
そして大根注連(じめ)を飾り鏡餅をお供えします

おせち料理でおもてなしします

年が明けて小正月が来ればいよいよ歳神様をお送りするときです

お迎えで用いた正月飾りがどんど焼きで焼かれ
燃え上がる煙を伝って神様が

空へ昇ります。神様を送ることからどんど焼きは穢れ(けがれ)を

清める神聖な火と信じられています

小正月は1月15日の行事を指すことが多いです

小正月には小豆粥(あずきがゆ)を食べ農作物の豊凶を占う粥占(かゆうら)神事

豊作を祈願して餅や団子を丸めて
木の枝につける繭玉・餅花(もちはな)づくり
ナマハゲで有名な訪問神の行事があります

どんど焼きという名前について「尊(とうと)や尊(とうと)」と
囃しながら櫓で火を燃やしたのが

後に訛って「どんど」に変わったという説や
どんどんと燃える様子から名付けられた説があります

基本的に、お守りは戴いた神社にお返しするのが一般的となっており

自分で火を起こして焼き払うのは厳禁とされています

しかし、どんど焼きの火に関しては神様を天にお返しするための
行事であるため

お守りや古いお札を一緒に火にくべて焼いてもよいという場合が
殆どのようです

どんど焼きで食べるお餅は三色を三又に分かれた枝にそれぞれ刺し

どんど焼きの火に近づけて焼いて食べるというのが
本来の食べ方と言われています

どんど焼きでお餅を食べるとその年は健康で過ごすことができ

風邪を引かない、虫歯にならないと言われています

ぜひお餅を焼いて無病息災、コロナ疫病退散を願ってみてはいかがでしょうか

 

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